本調査によると、人々の掃除習慣は前年に比べて好ましい変化を遂げています。掃除をする際に、ソファや寝具などの見落とされがちな場所に掃除機がけをする人が微増しました。定期的にソファに掃除機がけをすると回答した割合は、前回の36%から41%へ、また寝具の掃除機がけに関しては、24%から28%と増加しました。しかし、日本単体の結果をみると、ソファの掃除機がけ(25%→17%)、寝具の掃除機がけ(18%→14%)共々、減少傾向という結果になりました。
ダイソン グローバル ダスト調査によると、人々は家の中からホコリやゴミを取り除くには掃除機が最も効果的であると回答しています。その一方で実際に掃除をする際に用いる道具としては、掃除機以外に、雑巾やはたき、ほうきなど回答がありました。日本単体においては、約8割が掃除機を用いて掃除をしていると同時に、約5割の人は雑巾などの湿らせた布製の掃除道具も用いていると回答しています。
モニカは、次のように述べています。「雑巾等で表面を掃除するのはよいことですが、掃除道具の使用順序が重要です。肉眼で見えにくい微細なゴミやホコリであっても、床上のそれら微細な粒子物質を湿らせることでダニやカビが発生しやすい環境を生み出す可能性があります。そのため、まず掃除機がけをし、その後に表面を拭くことで、微細なホコリが最も効果的に取り除かれます。その際も、高いフィルター性能と密閉性を備えた掃除機を使用することで、取り除いたゴミやホコリをしっかりと捕集し、排気などを通じ室内に再放出されないようにすることが重要です。」
ダイソンは約20年にわたり、微生物研究ラボを自社内に有し、様々な生活環境や習慣を加味し、実際の生活空間から採取されたゴミやホコリを用いた研究を続けています。また、エンジニアと微生物学者が協業することで、室内の目に見えるホコリやゴミを簡単に除去するだけでなく、ハウスダストに含まれる微細なゴミやホコリまでをしっかりと取り除き、捕集することで、きれいな排気を排出するコードレス掃除機の製品設計を実現しています。
「本調査結果を通じて、健やかかつ快適な生活空間づくりには、目に見えるゴミやホコリだけではなく、目に見えにくい微細なゴミやホコリまでをも効率よく取り除くことが大切であるという意識が広がることを願っています。」と、モニカは述べています。「見えないというだけで、”見逃す“べきだということにはなりません。ペットのフケやハウスダストなどの微細な粒子物質は、肉眼で実際に視認できるホコリやゴミよりも健やかかつ快適な室内県境に影響をもたらす可能性があるからです。」