ダイソン グローバル ダスト調査 2022|Dyson ニュース|ダイソン

ダイソン グローバル ダスト調査 2022

世界11か国を対象とした掃除習慣やハウスダストに関する意識調査
– 掃除を“見逃し”がちな場所とは!? –
2022.2.14

25年以上にわたり掃除機テクノロジーの研究開発に取り組むダイソンは、日本を含む主要11カ国、12,309人を対象にグローバル調査[C]を実施しました。本調査は、掃除習慣や行動変容に加え、ハウスダストそのものやハウスダストが人々の日常生活や快適な住空間づくりに及ぼす影響や意識などを理解すべく実施しています。

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人々は適切な場所を掃除しているでしょうか?

今年で2年目となる本調査では、引き続き新型コロナウイルス感染拡大、および予防対策等の影響もあり、自宅や室内で過ごす機会が多く、調査に参加した人々の回答からも自宅環境を清潔に保つことへの高い意識が伺える結果となりました。生活空間を衛生的かつ健やかな環境に保つよう、世界中で95%が昨年と同等またはそれ以上の頻度で掃除を実施していると回答しています(日本単体の回答は88%)。

2020年の33%に対して44%の人々が、家の中が埃っぽいと感じる時や目に見えるホコリやゴミがあるときに掃除に取り掛かろうと思う、と回答しました。日本単体の回答だと、この割合は48%で、2020年の回答(40%)と比較しても増加しており、より肉眼でホコリやゴミを確認した際に掃除へのモチベーションが高まる傾向にあるということがわかりました。

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「ホコリの粒子の多くは、肉眼では捉えにくい、顕微鏡を用いて確認できるような微細なサイズであるため、目に見えるホコリを床に見つけた際に掃除をする傾向にある場合、それは懸念すべきことです。」と、ダイソン微生物学研究ラボのリサーチサイエンティスト、モニカ スティチェン(Monika Stuczen)は言います。「実際、目に見えるホコリが室内空間で見つかった場合は、すでにダニの死骸や皮膚片などのハウスダストが存在している可能性が高いと言えるでしょう。」

グローバル ダスト調査では、人々が掃除をする場所に関しても質問を実施しました。多くの人々が床に掃除機を定期的にかけていましたが、他の場所に関しては床掃除と比較すると、見落とされがちという傾向がわかりました。人間は、寝室や寝具の上で一日の1/3を過ごすといわれています。それにもかかわらず寝具に掃除機がけをする人の割合は28%に過ぎません(日本単体回答は、14%)。また、屋外のホコリやその他の粒子に頻繁にさらされ、それらが付着しやすいカーテンに掃除機をかける人は、わずか16%です(日本単体回答は、3%)。

一般的に、微細なホコリは極めて軽いため、ソファに座ったりエアコンを稼働させるなどの動きに伴い、空気中に舞い上がり、生活空間のさまざまな表面の上に溜まる場合があります。床だけではなく、掃除機の付属品を効果的に使い分けながら、室内環境の様々な場所に掃除機をかけ、できる限り多くの微細なホコリを確実に取り除くことが重要です。

ペットと共に暮らす空間

おうち時間が増えた昨今、1年以内の新規ペット飼育者の飼育頭数は、犬・猫共に2019年、2020年と増加傾向(日本国内)です。その傾向はグローバルも同様で、現在世界中の家庭の57%がペットを飼っているといわれています[C] 。そのため、今回の調査ではペットとペットの飼い主が共に暮らす生活空間とハウスダストとの相関関係に関する人々の意識を理解すべく、調査項目範囲を拡大し実施しました。その結果、特に目に見えにくい微細な物質に対する意識に課題があることがわかりました。

  • ペットの飼い主の2人に1人は、ダニのエサにもなりえる皮膚片がペットに付着している可能性に気づいていません。
  • ペットの飼い主の約7割が、ハウスダストと呼ばれる、ダニの死骸やダニのフンなどがペットに付着している可能性に気付いておらず、また寝具掃除を実践しているのは、約3割のみでした。

「多くの人は、目につきやすいペットの毛が一番の問題だと思っています。そのため、肉眼で見えにくい、ハウスダストのような微細なホコリやゴミが、ペットに付着している可能性について気づいていないという回答は驚くにはあたりません」 と、モニカは話します。

本調査では、ペットの飼い主[C]の2人に1人が 自分ないし家族のベッドでペットが寝ることを許しているという回答がありました(日本単体の回答は、59%)。自身だけではなく大切なペットも休息のひと時を過ごす寝具に関し、掃除という意味でのケアや、またペット自身が寝室や寝具に持ち込む可能性のある、目に見えにくい微細な物質に対する意識の課題は、寝具掃除の実践が約3割という回答からも伺えます。これらは、2021年にダイソンが実施したダストリサーチの結果からも言えます。本ダストリサーチは、ペットの飼い主を含む実際の日本の家庭から採取したゴミサンプルを用いて実施しました。寝室の床と寝具を対象としたリサーチ結果からは、総じて寝室床からよりも寝具からのホコリの量が多く集塵されました。

ペットの飼い主の半数近くが少なくとも週に1回は家でペットの毛の手入れをしていると回答している一方(日本単体回答、66%)、そのうち4人に3人がブラシまたは櫛による手入れのみを行っていると答えています(日本単体回答、72%)。その結果、家の中に落ちるペットの毛の量は少なくなる一方、ペットの体の表面には肉眼では見えにくい微細な粒子物質が、付着したままの可能性があります。

ペットのフケとは?

ペットのフケは、毛皮や羽毛を持つペットから剥がれ落ちた微小・微細な皮膚片から成ります。ホコリと同じように、フケはカーペットやマットレス、枕などの柔らかい備品に蓄積されてダニのエサになります。

適切な方法で掃除をしているのでしょうか?

本調査によると、人々の掃除習慣は前年に比べて好ましい変化を遂げています。掃除をする際に、ソファや寝具などの見落とされがちな場所に掃除機がけをする人が微増しました。定期的にソファに掃除機がけをすると回答した割合は、前回の36%から41%へ、また寝具の掃除機がけに関しては、24%から28%と増加しました。しかし、日本単体の結果をみると、ソファの掃除機がけ(25%→17%)、寝具の掃除機がけ(18%→14%)共々、減少傾向という結果になりました。

ダイソン グローバル ダスト調査によると、人々は家の中からホコリやゴミを取り除くには掃除機が最も効果的であると回答しています。その一方で実際に掃除をする際に用いる道具としては、掃除機以外に、雑巾やはたき、ほうきなど回答がありました。日本単体においては、約8割が掃除機を用いて掃除をしていると同時に、約5割の人は雑巾などの湿らせた布製の掃除道具も用いていると回答しています。

モニカは、次のように述べています。「雑巾等で表面を掃除するのはよいことですが、掃除道具の使用順序が重要です。肉眼で見えにくい微細なゴミやホコリであっても、床上のそれら微細な粒子物質を湿らせることでダニやカビが発生しやすい環境を生み出す可能性があります。そのため、まず掃除機がけをし、その後に表面を拭くことで、微細なホコリが最も効果的に取り除かれます。その際も、高いフィルター性能と密閉性を備えた掃除機を使用することで、取り除いたゴミやホコリをしっかりと捕集し、排気などを通じ室内に再放出されないようにすることが重要です。」

ダイソンは約20年にわたり、微生物研究ラボを自社内に有し、様々な生活環境や習慣を加味し、実際の生活空間から採取されたゴミやホコリを用いた研究を続けています。また、エンジニアと微生物学者が協業することで、室内の目に見えるホコリやゴミを簡単に除去するだけでなく、ハウスダストに含まれる微細なゴミやホコリまでをしっかりと取り除き、捕集することで、きれいな排気を排出するコードレス掃除機の製品設計を実現しています。

「本調査結果を通じて、健やかかつ快適な生活空間づくりには、目に見えるゴミやホコリだけではなく、目に見えにくい微細なゴミやホコリまでをも効率よく取り除くことが大切であるという意識が広がることを願っています。」と、モニカは述べています。「見えないというだけで、”見逃す“べきだということにはなりません。ペットのフケやハウスダストなどの微細な粒子物質は、肉眼で実際に視認できるホコリやゴミよりも健やかかつ快適な室内県境に影響をもたらす可能性があるからです。」