2023年10月17日 更新
髪のツヤ出し方法について解説!傷んで見える原因や役立つ製品もあわせて紹介
ツヤのある髪に憧れている方は多いでしょう。しかし、間違ったヘアケアでは、髪にツヤを出すことはできません。
この記事では、髪にツヤが出ないことでお悩みの方に向けて、ツヤが出ない原因や、ツヤ出し方法について詳しく解説します。ツヤ出しに役立つヘアケア製品もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
髪にツヤが出ない原因
髪のツヤは、光が当たって均等に反射する際に生じるものです。髪の表面はキューティクルと呼ばれる透明の細胞で覆われていますが、髪が傷んでいるとキューティクルが浮き上がってしまいます。
キューティクルが傷つくと、光が多方向に散乱することで均等に反射しなくなり、ツヤが失われる原因となってしまうので注意しましょう。
下記は、ツヤが失われる原因です。
それぞれについて詳しく説明します。
高温によるタンパク質の変性
髪が高温にさらされると、髪のタンパク質が変性し、ツヤが失われてしまう可能性があります。髪の大部分はケラチンというタンパク質で構成されていますが、過度な熱にさらされるとケラチンが凝集して変性してしまうので注意しましょう。
なお、化学染料や天然染料でカラーリングした髪が高温にさらされた場合に変色してしまうことも、ツヤがないと感じる原因になります。これは、染めた直後にあった鮮やかな色味が薄くなってしまうことで起こります。
ところで、「過度な熱でタンパク質が変性するのであれば、ドライヤーを使わず、自然乾燥させるほうが良いのではないか」とお考えになる方もいるかもしれません。
しかし、濡れた髪は、キューティクルが開いた状態になっています。ゆっくりと自然乾燥させると髪内部の水分が蒸発して乾燥やパサつきにつながり、ツヤが出にくくなるので、ドライヤーを使ってスピーディーに乾かすほうが良いです。
浮き毛の存在
上述したように、髪のツヤは光が均等に反射する際に生じるものです。浮き毛が目立って髪が揃わない状態では、光が均等に反射せず、ツヤがあるように見えません。
解決策として、浮き毛を隠すことで髪が揃えばツヤがあるように見えるでしょう。
ヘアカラー・ブリーチによる傷み
ヘアカラーやブリーチを繰り返すと、薬剤によるダメージで髪のツヤが失われる可能性があります。
これは、髪の中の栄養分が大量に流れ出て内部がスカスカになってしまうことが原因です。その結果、髪がパサパサに見えたり、髪色が汚く見えたりするケースがあるので注意しましょう。
髪のツヤ出し方法7選
では、髪にツヤを出すには具体的にどのようなことを実践すれば良いのでしょうか。下記は、髪にツヤを出す方法です。
- スタイリング剤「ヘアオイル」を使う
- スタイリング剤「ヘアスプレー」を使う
- オイル・スプレー以外のスタイリング剤を使う
- 睡眠や食事の習慣を整える
- キューティクルを傷つけないようにする
- 髪を高温にさらさない
- 濡れた髪は放置せずタオルで巻き、水分を吸ってから乾かす
それぞれについて詳しく説明します。
1. スタイリング剤「ヘアオイル」を使う
整髪料(スタイリング剤)のなかには、頭髪の形状を整えやすくすることに加えて、髪にツヤを与える効果を持つ製品も存在します。スタイリング剤にはさまざまなタイプがありますが、ヘアオイルは髪にツヤや滑らかさ、柔軟性を与えたり、まとまりやすくしたりするために使用される製品です。
2. スタイリング剤「ヘアスプレー」を使う
手を汚したくない方は、ヘアスプレーを使用するのも良いでしょう。ヘアスプレーは、缶の中に入っている溶液を噴射剤の力で霧状に吐出する仕組みのスタイリング剤です。
ヘアオイルを使用すると手がベタベタしてしまいますが、ヘアスプレーなら手を汚さずに髪全体にツヤを出すことができます。
3. オイル・スプレー以外のスタイリング剤を使
ヘアスタイリング剤としては、オイルやスプレー以外にも次のような製品があり、ツヤを出すために使用されるケースがあります。
上記のうち、とくにヘアワックスはツヤを出す目的で使用されることが多いです。形状を踏まえ、使いやすい製品を探してはいかがでしょうか。
4. 睡眠や食事の習慣を整える
規則正しい生活を送ると、頭皮の環境が正常化され、ヘアサイクルが整えられます。睡眠不足の状態では、成長ホルモンが充分に分泌されず、髪に悪影響を及ぼす可能性があるので注意しましょう。
ツヤのある髪を実現するためには、充分な栄養を摂取することも欠かせません。とくにタンパク質やミネラル、ビタミンなどの摂取が重要です。
5. キューティクルを傷つけないようにする
髪は、内側から順番にメデュラ・コルテックス・キューティクルという3つの層で構成されています。最も外側に位置するキューティクルが剥がれてしまうと、コルテックス内のタンパク質や水分が流出し、髪からツヤが失われる原因となってしまいます。
なお、キューティクルは、パーマやカラーリング、紫外線、間違ったシャンプーの仕方などによってダメージを受ける可能性があります。とくに軟毛の方は、キューティクルが薄く外部刺激に弱いため、強い力でシャンプーをするとダメージを受けやすい傾向があることに注意しましょう。
「技術力の高い美容室に通う」「紫外線から髪を保護する成分が含まれるスプレーを噴霧する」「適切なシャンプーの仕方を実践する」といった対策をおすすめします。
6. 髪を高温にさらさない
ドライヤーで乾かすときや、ヘアアイロンでカールをつくるときは、なるべく髪を高温にさらさないように注意しましょう。
ちなみに、「Dyson Airwrap™マルチスタイラー」は、風で髪を引き寄せるコアンダ効果¹を利用しているため、過度な熱に頼りません。過度な熱によるダメージを防ぎながらカールを作ることが可能なので、本来のツヤを保ってスタイリングができます。
7. 濡れた髪は放置せずタオルで巻き、水分を吸ってから乾かす
シャワー後の濡れた髪は放置せず、しっかりとドライヤーで乾かしてください。なお、タオルで巻いて5分程度経過してから、ドライヤーを使うように心がけましょう。タオルが水分を吸収することで、ドライヤーの過度な熱にさらす時間を短縮できます。
浮き毛を抑制したい場合は、Dyson Supersonic Shineヘアドライヤーに付属しているアタッチメントをご活用ください。長い毛を手前に引き寄せ、短い毛をその下に収めることで浮き毛を抑え、髪が揃うことでツヤを出せます。
「浮き毛抑制モード」は、天然のストレートヘアやウェーブヘア、縮毛矯正をかけた髪にはとくに効果を発揮します。ちなみに、髪が乾いた状態で使用しなければならないので注意しましょう。
ツヤのある髪を目指すならダイソンのヘアケア製品がおすすめ
ツヤのある髪を目指したい方には、ダイソンのヘアケア製品をおすすめします。以下、「Dyson Supersonic Shineヘアドライヤー」「Dyson Airwrap™マルチスタイラー」「Dyson Corrale™ヘアアイロン」の特徴をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
Dyson Supersonic Shineヘアドライヤー
Dyson Supersonic Shineヘアドライヤーには、以下に示す3つのアタッチメントを装着できます。
ツヤ出しツールでは「なめらかブラシモード」「浮き毛抑制モード」の2種類を選択できるので、状況に応じて使いわけて、なめらかでツヤのある髪を実現しましょう。
なお、なめらかブラシモードは、タオルドライ後、低温ツールを装着したドライヤーで7割程度まで乾かしてから使用することを推奨します。まだ少し湿った髪を、風の力でブラシ表面に引き寄せながら乾かすことで、うねりを抑え、なめらかにします。
風量・風温は、髪の長さや量、髪質に合わせて、お好みで設定してください。風量は、3つの段階から設定できます。
温度は、4つの段階から選択できます。
Dyson Airwrap™マルチスタイラー
ダイソンでは、日本向けにDyson Airwrap™マルチスタイラーのシンプルモデルを販売しています。下記のようにアタッチメントを3種類に厳選し、リーズナブルな価格を実現しています。
風でスタイリングできるため、過度な熱によるダメージを抑えてツヤを出せるので、ぜひご活用ください。
Dyson Corrale™ヘアアイロン
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Dyson Corrale™ヘアアイロンでは、独自のフレックスコッパープレートが毛束の形状に合わせてやさしく包み込むため、何度もアイロンを髪に通さずに理想のストレートにすることが可能です。
その結果、過度な熱によるダメージが半分²になり、高温によるヘアカラーの色落ちを防ぎます。
自分の髪に合ったツヤ出し方法でスタイリングを楽しもう
髪にツヤが出ない原因は、キューティクルが傷つき、光が均等に反射されなくなることです。髪が高温にさらされることでタンパク質が変性したり、浮き毛が存在したりすると、ツヤが失われてしまうので注意しましょう。
街中を歩いていると、コテで巻いていても髪がダメージを受けて傷んでいる方を見かけることがあるかもしれません。せっかくスタイリングを楽しむなら、ただ髪を巻くだけではなく、この記事を参考に自分に適した方法で髪にツヤを出して、より美しい髪を目指しましょう。
なお、ドライヤーやヘアケア製品をお探しの方には、ダイソンの「Dyson Supersonic Shineヘアドライヤー」「Dyson Airwrap™マルチスタイラー」「Dyson Corrale™ヘアアイロン」がおすすめです。
それぞれの特徴を比較・検討した上で、自分に適した製品をお選びください。
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