2023年7月28日 更新
ヘアアイロンによるやけどの対処法を解説!注意すべき部位や防ぐ方法もご紹介
注意深くヘアアイロンを使用していても、やけどを100%防げるわけではありません。過去に、ヘアアイロンが原因でやけどをしてしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ヘアアイロンによるやけどの跡を残さないための対処法について詳しく解説します。やけどをしやすい部位や、防ぐ方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ヘアアイロンによるやけどの跡を残さないための対処法
ヘアアイロンの使用でやけどをした場合は、以下の手順で対処しましょう。
- ヘアアイロンの電源を消す(通電状態の機器を放置しない)
- やけどをした部位を流水で冷やす
- やけどをした部位の状態を確認する
- 跡を完全に消すことを重視するなら、医療機関を受診する
各ステップについて詳しく説明します。
1. ヘアアイロンの電源を消す(通電状態の機器を放置しない)
まずは落ち着いて、ヘアアイロンの電源をOFFにしましょう。電源がONの状態のまま放置しておくと、やけどの処置をしている間に、間違って触れてしまう可能性があります。
小さなお子さんがいる場合も、勝手に触れてしまわないようにご注意ください。手が届かない場所に移動させておきましょう。
2. やけどをした部位を流水で冷やす
次に、やけどをした部位を速やかに(5分以内に)流水で冷やしましょう。冷やすことでやけどの進行を止め、痛みを抑制できます。
5~30分程度は「水道水」をかけ続けて冷やしてください。やけどをした範囲が広い場合は、お風呂のシャワーで冷やすことをおすすめします。なお、氷で冷やすと凍傷になるおそれがあるため避けましょう。
3. やけどをした部位の状態を確認する
流水で充分に冷やしたら、やけどをした部位の状態を確認しましょう。
次の章で詳しく説明するように、水ぶくれができていたり、激しい痛みがあったりする場合は医療機関を受診することも検討しましょう。症状の悪化を避けるため、水ぶくれは破らないようにしてください。
4. 症状がひどい場合は医療機関を受診する
やけどをした部位の症状がひどい場合は、医療機関を受診することをおすすめします。以下は、受診の目安です。
- やけどの範囲が広い(手のひらサイズ以上の)場合
- 皮膚が赤く腫れて、水ぶくれができ、強い痛みがおさまらない場合
- 皮膚が白く(または黒く)なっており、痛みを感じない場合
なお、水ぶくれができていても軽度であれば2週間以内に自然に治癒するケースがほとんどです。ただし、上記のような状態になっている場合は、治癒までに時間がかかり、傷跡が残る可能性もあるので注意しましょう。
一見軽度に見えても、実際は深部までやけどをしている場合もあるので、絶対に傷跡を残さないようにしたいのであれば医療機関を受診したほうが良いでしょう。
処方された外用薬は、用法・用量を守って患部に塗布してください。ケロイドなどを残さずきれいに治したいのであれば、自己判断で市販薬を塗るのは避けましょう。
ヘアアイロンでやけどをしやすい部位
以下は、ヘアアイロンでやけどをしやすい部位です。
- 手(指など)
- 顔面・首
- 頭部
各部位について詳しく説明します。
手(指など)
片方の手でヘアアイロンを持って、もう片方の手で髪に触れてスタイリングをしていると、ヘアアイロンを持っていないほうの手(指など)に加熱部位が触れてしまい、やけどにつながる場合があります。
ヘアアイロンを使用する際には、加熱部位と手が触れてしまわないように注意しましょう。
顔面・首
顔面や首にヘアアイロンの加熱部位が接触して、やけどをするケースもあります。
顔面や首は、衣服などで隠しにくい部位です。やけどの跡が残るのを回避するためには、自然治癒を待たずに、念のため医師の診察・治療を受けることをおすすめします。
頭皮
ヘアアイロンの加熱部位を頭皮に付着させてしまうと、やけどにつながる場合があります。髪で隠れているので確認しにくい部位ですが、やけどが疑われる場合は合わせ鏡などで状態をチェックしましょう。
頭皮にやけどをすると、「瘢痕性脱毛症」になるケースがあるので要注意です。やけどをしていることが判明したら、速やかに処置を行ってください。水道水で冷やせば、やけどの進行を抑えることが可能です。
ヘアアイロンによるやけどを防ぐ方法
以下は、ヘアアイロンによるやけどを防ぐ方法です。
- ヘアバンドを巻く
- ブロッキングを実施する
- 使用していない場合は電源を消す(OFFにする)
各方法について詳しく説明します。
ヘアバンドを巻く
ヘアバンドを巻いた上でヘアアイロンを使用すれば、おでこや首などを熱から防御できます。ヘアバンドがない場合は、タオルなどでも代用することが可能です。
前髪にヘアアイロンを使用する場合はおでこを守るように、首まわりの髪にヘアアイロンを使用する場合は首を守るようにヘアバンドやタオルを装着しておくと良いでしょう。
ブロッキングを実施する
髪を複数の束にわけてクリップやピンで留めることをブロッキングと呼びます。ヘアアイロンを使用する際はブロッキングを実施することでやけどを予防できるため、極力行うようにしましょう。
束ごとに少しずつアイロンを通すことで、動作が丁寧になり、接触してしまうリスクを減らすことができるでしょう。
使用していない場合は電源を消す(OFFにする)
使用していない場合は、すぐに電源をOFFにしましょう。
なお、ヘアアイロンは完全に冷めるまでに一定の時間を要します。電源をONにしたままの状態でテーブルや洗面台の周囲などに放置していると、誤って触れて、やけどをしてしまう可能性があるほか、火災の原因にもなるので注意が必要です。
Dyson Airwrap™マルチスタイラーならやけどのリスクを抑えてスタイリングできる
やけどのリスクを抑えながらスタイリングを楽しみたい方には、過度な熱に頼らず風の力でスタイリングできる「Dyson Airwrap™マルチスタイラー」がおすすめです
以下で主な特徴をご紹介します。
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風の力を利用してスタイリングが可能
従来のスタイリングツールは過度な熱で髪内部の水素結合を切って形状を変える仕組みになっており、髪がダメージを受けてツヤ感が失われるおそれがありました。
Dyson Airwrap™マルチスタイラーは濡れた髪の水素結合が切れている状態を利用し、コアンダ効果によって髪をカーラーやブラシの表面に引き寄せ、乾かしながらのスタイリングが可能です。
コアンダ効果とは、空気を勢いよく噴射するそばに物体を近づけると、風が物体の側面に沿って流れようとする現象です。
風温を毎秒40回以上測定して温度が150°Cを超えないよう制御する機能があり、過度な熱によるダメージを抑えられるので、安心してご利用ください。
また、Dyson Airwrap™マルチスタイラーを使用すると、乾かしながらスタイリングができるため時短にもなります。
6つのアタッチメントが付属
「コンプリートモデル」(Dyson Airwrap™マルチスタイラーComplete)には、6つのアタッチメントが付属します。幅広いヘアスタイルを楽しむために、ぜひご活用ください。
以下で「コンプリートモデル」に付属するアタッチメントをまとめました。
6つのアタッチメントを使うことで、その日の気分に合わせたスタイリングを楽しめます。1台でさまざまなヘアアレンジを試してみたい方におすすめです。
価格を抑えたシンプルモデルもおすすめ
「リーズナブルな価格で試したい」「アタッチメントは必要最低限で良い」とお考えの方には、シンプルモデルがおすすめです。
シンプルモデルではアタッチメントの種類を以下の3つに絞り、従来のモデルに付属する収納ボックスも省くことで低価格を実現しました。価格だけではなく、よりコンパクトで使いやすく、収納しやすくなったことも魅力です。
- スムージングドライヤー
- 30mm Airwrap™ロングカーラー
- スムージングブラシ(ソフト)
そのほか、同梱品としてフィルタークリーニングブラシも付属します。
ヘアアイロンでやけどをした場合は放置せず適切に対処しよう
ヘアアイロンを使用する際に、手(指など)や顔面・首、頭皮などにやけどをしてしまうことがあります。
やけどをしてしまったら、ヘアアイロンの電源をOFFにした上でまずは速やかに流水で冷やしましょう。「やけどの範囲が広い」「赤く腫れている」「強い痛みがある」といった場合や、絶対に傷を残したくないとお考えの方は、医療機関を受診することもご検討ください。
なお、ヘアバンドを装着したり、ブロッキングを実施したりすると、やけどのリスクを低減できます。また、ヘアアイロンを使用していない場合は、間違って触れてやけどをしないように、電源をOFFにすることを心がけましょう。
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