2021年11月16日
寝室床 vs 寝具 – この冬、より掃除機を手に取りたくなるのは、どちら!?
~猫オーナーも参加した Dyson V12 Detect Slim ハウスダストリサーチ結果より~
おうち時間の充実や2021年末に向け、家族やペットなど日常を営む空間をより心地よいものにすべく、掃除機を手に取る頻度が増えやすいこの時期、念入りに掃除に取り組む方も少なくないかもしれません。今回最新のDyson V12 Detect Slimコードレス掃除機を使い、日本の一般家庭21軒(猫オーナーのご家庭11件、ペット無しのご家庭10件)の協力のもと実施した、寝室の床と寝具を対象としたダストリサーチの結果をご紹介します。
人間が一日の1/3を過ごすといわれている寝室で実施
英マルムズベリーにあるダイソンの研究デザイン開発拠点(以下、Research Design Developmentの略RDD)にはハウスダストを科学的に研究する施設があり、そこではダイソンRDDのエンジニア、科学者および微生物学研究ラボの専門家がよりよいテクノロジー開発に向け、一般家庭から収集したハウスダストを分析し、家庭や室内のホコリの中に何が含まれているのかを研究しています。
ハウスダストの分析や研究に携わる、ダイソン微生物学研究ラボの科学者、デニス マシューズ(Dennis Mathews)によると、掃除をする頻度を増やすことは、室内のホコリやハウスダストの量を減少させること、そして快適な暮らしや住空間を実践する上で有効だと話す一方、掃除機がけを行う場所を意識することも重要だといいます。
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皮膚片の粒子
皮膚はハウスダストの主成分のひとつであり、ダニの主なエサとなります。 -
家庭や室内のホコリやハウスダストから見つかるものとして大きな比重を占めるのがヒトの皮膚片です。平均的に1日に約2gから3gの皮膚片が剥がれ落ちると言われています。その量は夜間にさらに増え、1週間で大体ポテトチップス1袋分(小サイズ)と同じ重さになります。これらヒトの皮膚片が、ダニの主なエサになります。ダニ自体は有害ではありませんが、そのフンに含まれるタンパク質やダニの死骸を取り除くことが、快適な暮らしや住空間の実践に重要です。
そして、ダニが繁殖する際に好むのが温かく暗く湿った環境です。ベッドなどの寝具やソファのような場所はダニの温床となる場合があるといわれています。
そこで今回、寝室の床と寝具それぞれ同じ面積*からどの程度のゴミの量が採取することができるのか、またそのホコリやハウスダストにはどのようなものが含まれるのかを調査しました。
* 横180cm × 縦90cm
寝具からの方が、寝室床より取り除いたホコリの量が多い傾向に
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寝室床、寝具の各々から集塵したホコリの量を分析調査しました。その結果、寝室床のホコリの量に関しては、参加者の約62%が0.1g未満でしたが、その一方、寝具のホコリでは約81%が0.1g以上¹となり、総じて寝室床からより寝具からのホコリの量が多く集塵できたという結果でした。
今回調査に用いたDyson V12 Detect Slimには、新しくピエゾセンサーが用いられています。クリーナーヘッドから吸引されたゴミが吸気口付近にあるピエゾセンサーに当たり、粒子の音響振動が電気信号へと変換され、取り除いたゴミの量とサイズが計測されます。粒子の計測は1秒間に15,000回行われ、その結果はリアルタイムで液晶ディスプレイに表示されます。
液晶ディスプレイ上では、4つのサイズ別にゴミの量が掲載され、左右から花粉などの10ミクロン(>10μm)、微細なホコリなどの60ミクロン(>60μm)、ダニの死骸などの180ミクロン(>180μm)、砂糖などの500ミクロン(>500μm)、で取り除いたホコリやゴミの量を確認することができます²。
以下の画像は、実際のリサーチ参加者が記録した寝具掃除前後の液晶ディスプレイの結果です。
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このように取り除いたホコリの量とサイズが可視化されることによって、実はここの場所にはこんなにゴミがあったんだということが確認できるようになります。
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寝具掃除前
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寝具掃除後
ツールの使い分けでペットオーナーの寝具から、ペット用のベットまでお掃除
おうち時間が増えた昨今、1年以内新規ペット飼育者の飼育頭数は、犬・猫共に2019年、2020年と増加傾向にあり、2020年の増加率は2019年よりも更に高まっているという調査結果があります。そこで、今回のダストリサーチでは21人の参加者中の約半数を、猫を飼っている方に参加いただきました。ネコのフケなどは、ダニの死骸などや花粉よりもサイズが小さく、空気中を漂いやすい性質があるといわれています。
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ペット(猫)オーナーの寝室床と寝具のダスト量を比較すると、寝具からのホコリに含まれるネコのフケ等の量は、寝室床から確認された量よりも高い平均値になりました。通常、ペット(猫)と一緒にベッドで睡眠をとることがない場合でも、フケが空中を漂って寝具に付着したり、衣服などへ付着し人間の移動とともに持ち運びされていることが推測されます。
今回寝具掃除の際に使用した、新しい毛絡み防止ツールは、ペット用ベットの掃除にも適しています。
掃除機のメンテナンスに対する主な不満の一つにブラシの毛絡みがあります。この問題を解決すべく、ダイソンのエンジニアチームは、アルキメデススクリュー原理に着想を得た、円錐形の毛絡み防止スクリューツールを開発しました。最適な径を用いることで、吸引された毛髪やペットの毛は、ブラシバーの直径が長い方から短い方へ回転しながら移動、絡むことなくクリアビンへ吸い上げられます³。
Dyson V12 Detect Slimコードレス掃除機には、1台で様々な場所の掃除に最適なクリーナーヘッドや付属ツールが複数同梱されています。最長稼働時間約60分⁴、最新のDyson V12 Detect Slimコードレス掃除機には、目視しにくい微細なホコリを可視化⁵できるよう、初めてグリーンレーザー技術を採用しています。これにより微細なホコリも見逃さずに掃除することが可能です。
より詳しい情報をお探しの方はこちらをご覧ください。
Discover Dyson
- 1 床と寝具の境界値(カットオフ値)を0.1gと算出しています。
- 2 液晶ディスプレイに表示されるゴミの量とサイズは実際の使用状況により異なります。本機能はモーター駆動ツールでオートモードを使用するために最適化されています。記載されているゴミの例は、粒子サイズや密度が異なることがあり、複数のサイズに表示される可能性があります。10µm未満の大きさの粒子は検出されない場合があります。一般家庭での平均使用量に基づいたダイソン社試験結果です。ダイソン社調査を基に、微細なホコリとは100µm以下のゴミと定義づけています。オートモード使用中にダイソン社試験で定めたホコリの濃度の増加を検知した時のみ、自動で吸引力が強まります。
- 3 実際の使用状況により異なる場合がございます。
- 4 モーター駆動ではない付属ツールを、エコモードで使用した場合の最長運転時間。実際の使用状況により異なる場合がございます。
- 5 レーザーはフローリング用に設計されています。レーザーの有効性は、使用環境の光やゴミの種類、フローリングのタイプによって異なります。