ニュース|掃除機のなぜ? を子供たちが解決。夏の「Dyson Kids Lab」体験型イベント|ダイソン

2018年7月25日

掃除機のなぜ? を子供たちが解決。
夏の「Dyson Kids Lab」体験型イベント

ダイソンの直営店 Dyson Demo 表参道、および横浜でキャンセル待ちが出るほど好評を博している人気のイベント「Dyson Kids Lab」。子供たちが最新のダイソン掃除機を分解して、組み立てながらテクノロジーを学べるこの体験型イベントが、7月25日 (水) にDyson Demo表参道で開催されました。抽選で当たった合計5組の親子が、「実際の掃除機を分解して組み立てる」という初めての体験にわくわくドキドキしながら、チャレンジしました。


実際の掃除機をドライバーを使って分解し、組立てていく人気のイベント

掃除機はどうしてゴミを吸うの?

この日のイベントには、家事代行サービスのベアーズと実施している「Dyson Cyclone V10™ コードレスクリーナー&家事代行無料体験」キャンペーンの応募者から抽選で選ばれた子供たち(幼稚園から小学校低学年)とそのご家族が参加されました。
Dyson Kids Labの先生を務めるDyson Demo 表参道のスタッフから、まず子供たちに聞いたのは、「ダイソンは何をしている会社?」という問い。参加した子供たちからは「機械を作っている会社」「掃除機の会社」など様々な答えが出ましたが、『正解は「テクノロジー(技術)を通して問題を解決する会社」。つまり、科学技術の成果を生活に役立つ形で活かして、問題を解決している会社です。例えば、ダイソンの掃除機は吸引力が変わらない掃除機ですが、これもテクノロジーを通した問題解決のひとつ。』
そして、さらに先生は問題を出します。「なぜ掃除機は、ゴミを吸うと思いますか?」「なぜダイソンの掃除機は、従来の紙パック式掃除機のようにゴミを詰まらせることなく、吸い続けると思いますか?」。これはちょっと子供たちには難しそう。でも大丈夫です。その答えは、この掃除機の分解を通して学んでいけます。そうしていよいよお待ちかねの分解がスタートしました。


「ゴミはどこから吸ってどこに入る?」という質問にも、元気よく手を挙げて答えます。


掃除機がどこからゴミを吸うのか、先生と一緒に見ながら考え中。

風を起こす大切なパーツ、モーターを発見

分解を始める前に先生からは2つの約束が出されました。「競争じゃないから慌てないこと」、「後で元に戻せるように、分解しながら場所を覚えておくこと」。たしかに組み立てるまでがゴールのこのワークショップでは、慌てて分解せずにまた元の場所を覚えておくことがとても重要。みんなちゃんと、覚えたかな?
さらに、先ほど先生から出された問題「なぜ、ゴミを詰まらせずに吸い続けられる?」の答えも探しましょう。
まずは先生の説明を聞きながら、ボディパーツの分解からスタート。目印の付いたネジをドライバーでひとつずつ外していきます。ドライバーを持つのも初めてという子もいましたが、みんな上手に使いこなせています。先生からは「ドライバーはネジに対してまっすぐ差し込むといいよ」や「ネジを外す時は、ドライバーは左に回す」といった分解のコツも教えてもらいながらどんどん進みます。外したネジはなくならないように、ちゃんとケースに入れるのも忘れていません。たまに外れにくいネジがあったときも、子供たちはあきらめずに自分で挑戦。一生懸命ドライバーを握って、一つ一つ乗り越えていきます。そうして進めていくとついにすべてのパーツが分解されて、中から黒い物がでてきました。ここで先生が問題を出します。「この中に、『なぜ、掃除機はゴミを吸う?』の答えになる、大切なものが入っています。何でしょうか?」この質問はちょっと難しかったのか、正解した子はいませんでしたが、答えは「モーター」。モーターがぐるぐる回ると、モーターの先に付いたインペラー(羽根)がすごく強く吸い込む風を起こして、ゴミが吸われるということでした。



10円玉を使って外すとフィルターが登場。掃除機の排気をきれいにする場所です


車輪のついた外側のケースを外すと、モーターバケットが出てきました


モーターバケットの中から黒い物を発見。この中にモーターが入っています


プロペラの付いたモーターの模型を使って、電流の流れを変えると逆転して風の向きが変わることを説明。
子供たちは実際に吸い込まれる風を体験して、驚きながらも楽しく学んでいました。

「戻すほうがむずかしい」を体感

続いて、分解したパーツを今度は元に戻しながら組み立てていきます。目印となる部分を合わせながら、元の形に戻してネジを締めていきます。これが意外に大人でも難しく、どこのパーツがどこにあって、どこのネジを外したかを思い出しながら戻していきます。どこのネジだったか分からなくなったり、上手くパーツをはめられなかったりなど、苦戦しながらのところもありましたが、ご家族と一緒にコツコツと進めます。
参加した子の中には、「今度はドライバーを右に回すんでしょ?」と、早くもコツをつかんでいる様子もあり、この短時間で子供たちは着実に成長しているようです。


お母さんに、ここだよと教えてもらいながら組み立てます。


ネジを締める手つきも、だんだん慣れていきます。


分解から組み立てまで、自分でできました。

「吸引力が変わらない」の理由は、サイクロンの遠心力

ボディパーツの組み立てが終わったら、サイクロンパーツの分解をします。ここでは、先生からサイクロンでゴミがどうなるかが説明されました。掃除機に吸われたゴミはサイクロンパーツに吸い込まれて、クリアビンの中をぐるぐる回ります。このとき発生している力を「遠心力」といって、この力でゴミをクリアビンの中に飛ばしています。例えば、ハンマー投げでは投げる時に遠心力を使ってハンマーを遠くに飛ばしていますが、これと同じように勢いよく飛ばしているのです。そのぐるぐる回った風はサイクロンに入って行きます。ここでさらに細かいゴミは弾き飛ばされてクリアビンに落とされています。そうして、最後にはゴミと空気が分離され、きれいな空気が出てきます。
ここで先生から、最初に出された問題が再び出されます。「なぜ、ダイソンの掃除機はゴミが詰まらないのでしょうか?」この答えが、まさにこのクリアビンとサイクロンの中で遠心力を使ってゴミと空気を分離しているからでした。遠心力は、Gという単位であらわされますが、ダイソンの掃除機のサイクロンでは、8万-15万Gのもの強い力でゴミと空気を分離してきれいな空気にしています。だからゴミが詰まらないのです。
こうして、子供たちは「なぜ掃除機はゴミを吸うのか」、「なぜゴミが詰まらないのか」という2つの答えを学んで、楽しみながらこのワークショップは終了しました。

「また参加したい」の声が多数。大満足でイベント終了

最後に、参加された方々に今日の感想を伺いました。

●女の子(5歳)のお母さん
「ワークショップはよく参加しているのですが、こういった分解・組立するものは初めて。やったことはないけど興味があるんじゃないかなと思って応募しました。ドライバーはパパが使っているのを見ている程度で、ほとんど使ったことがなかったのですが、意外に上手にできて驚きました。理系の分野に興味を持ってくれそうなイベントで、参加させて良かったなと思います」

●男の子(8歳)のお母さん
「今回、子供が自分で参加したいといったので応募しました。家では掃除機を分解したりはなかなかできないので、こういう場所でできるのはとてもありがたいです。普段から工作が好きでのりやハサミを使って作ったりはしていますが、こういうネジやドライバーを使う機会はあまりなかったので、すごく楽しんでやっていましたね。こういう簡単なことからでも自分でできるようになると、将来の可能性も広がっていいですね」

●女の子(6歳)のお母さん
「ダイソンの掃除機に前からすごく興味を持っていて、誕生日プレゼントにおねだりしたともあるぐらいでした。このイベントもカレンダーに書いて、楽しみにしていました。以前から家でもいろんなものを分解していたので、今日も簡単にできたみたいです。とても楽しんでいたので、うちに帰ったら他のものも分解したくなるかもしれないですね」

今回ご紹介した、「Dyson Kids Lab」は、Dyson Demo 表参道と横浜にて不定期で開催中です。(ご予約はこちら)また8月23日(木)には、ベアーズとのコラボレーションイベント「お掃除のプロが教えるお片付けワークショップ」も開催します。ぜひ、たくさんの方のご参加をお待ちしています。

Dyson Demo 表参道
家事代行サービスのベアーズ
「Dyson Cyclone V10™ コードレスクリーナー&家事代行無料体験」キャンペーン