室内空気汚染の要因には、以下のものがあげられます。
- 洗剤、制汗剤、アロマキャンドルが発する揮発性物質
- 調理や暖房に使われるガス
- カビ、ペットの毛やフケのアレルゲン
- 織物の繊維
- 新しい家具から発せられる揮発性有害化合物
- 屋外から侵入してくる花粉
そして、粒子状物質は次の3つに分類できます。
- PM10 鼻の中など気管支の時点で食い止められる。くしゃみやせきで除去される。
- PM2.5 気管支や肺胞に貯まる場合がある。
- PM0.1 肺の奥の方まで潜り込み、酸素が血流に入っている場所までたどり着く。
最近は、断熱効果や防音を考慮した高気密住宅が増えてきています。しかし密閉性が高いため、このような有害となる可能性を持つ物質が、室内に閉じ込められる傾向があります。これらはまず眼では見ることができないため、存在しているかどうか把握しにくいのですが、一年を通じて、確かに存在するものなのです。