第11章 教育を変える| 「インベンション 僕は未来を創意する」 ジェームズ ダイソン
第11章

教育を変える

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ダイソン マルムズベリーキャンパス内のラウンドハウス外観

ラウンドハウス

ラウンドハウスから見た「ポッド」と呼ばれる学生用住居。ラウンドハウスはダイソン インスティテュート オブ エンジニアリング アンド テクノロジーの学習・交流場所として設計。すべてウィルキンソン エアの建築士、クリス ウィルキンソンによるもの。
着工式でのジェームズ ダイソンとジョー ジョンソン氏

着工式

英国内に才能ある若きエンジニアたちが不足していることを残念に思い、自分たちで学校を立ち上げることに。この挑戦の布石を打ったのはジョー ジョンソン大学科学大臣(当時)。ダイソン インスティテュート オブ エンジニアリング アンド テクノロジーの着工式の様子。
共同プロジェクトに取り組む3人の学生

授業

私は常に高等教育に進む学生たちが背負う費用の額に愕然とし、だからこそ、ダイソン インスティテュートで学ぶ学生には給料が支払われ、働きながら学ぶことが可能な仕組みとした。卒業後の進路にダイソンを選択することが必須ではないが、卒業第一期生全員がダイソンで働きたいと言ってくれたことはとても嬉しかったこと。
エンジニアリングテストモデルを使って実践学習中の学生

実践的な学習

学生たちは実際のプロジェクトに取り組みながら、毎週、優秀なダイソンのエンジニアたちと共にラボや実務を通じ実践学習を経験中。
住居用「ポッド」の建築設計図

ポッド

この住居はボックスまたはポッドと呼ばれている。個性を大切にするため、学生一人一人の専用住居にしたいと考え、1966年のモントリオール万国博覧会の時にモシェ サフディがデザインした集合住宅をヒントに。
学生用住居の内部

敷地内の住居

ポッドの内部。クリス ウィルキンソンが設計。シンプルで広々としており、厚さ160mmのクロスラミネート木材を用いて、外側は断熱性に優れている設計。最終的に再生可能なアルミニウム被覆材を使用し、炭素排出はほぼゼロ。
応募作品「ブルー ボックス」を手にしたジュディット ジャイロさん

2020年ジェームズ ダイソン アワード

世界的な問題解決に挑む次世代のエンジニアたちを支援すべくジェームズ ダイソン アワードを立ち上げた。JDAは、毎年開催される国際エンジニアリングアワード。若きエンジニアたちの創意工夫には毎年驚かされる。こちらは2020年の受賞者、ジュディット ジャイロ。手に持っているのが自宅で乳がんの検査ができる「ブルー ボックス」。
応募作品「マリーナ テックス」を手にしたルーシー ヒューズさん

2019年ジェームズ ダイソン アワード

2019年の国際優秀賞を受賞したルーシー ヒューズ。廃棄された魚や地元でとれる赤い海藻を原材料にした丈夫で持続可能なプラスチックフィルム、「マリーナ テックス」を開発。