ダイソンの微生物研究者が、寝具(大)掃除の4つのステップを紹介|Dyson ニュース|ダイソン

ダイソンの微生物研究者が、寝具(大)掃除の4つのステップを紹介

2022.4.4
前回、「寝具掃除に関する通説」 を解説した、ダイソンの微生物研究者、ジョアンナ カンがおススメする寝具(大)掃除の4つのステップを紹介します。

「人は、一定の時間をを過ごす、ベット等の寝具のケアに関しては、実は見逃されがち、見落としがちな場合があります。この傾向は、ダイソン グローバル ダスト調査 2022[C]でも明らかになっています。本調査よると、世界の4人中3人が定期的に寝具[C]に掃除機がけを行っていません(実施していると回答した日本単体の割合は、14%)。

一般的に、寝具には約10万匹から1,000万匹のダニが生息している可能性があるといわれています。また、1匹のダニは1日に約20個のフンを排出し[C]、これは、健やかかつ快適な生活環境に影響を及ぼすといわれています。

ダイソン微生物研究所のリード リサーチ サイエンティストであるジョアンナ カンは、「人やペットの身体から剥がれ落ちる皮膚片や皮膚細胞は、ダニの主なエサになります」と、説明します。「そのため私たちが日々一定の時間を過ごす寝具が、ダニにとって好ましい生育環境になる場合があることは驚くにあたりません。」

「寝具マットレスの掃除に万能の方法はありません。寝具マットレスの種類や使用する人の個人差が影響するためです。」と、ジョアンナは語ります。 「定期的な寝具掃除がおススメですが、少なくともダニが増えやすい春と、ダニの季節が終わる秋頃に掃除を実践するのがおススメです。こうすることで、ダニの季節が始まる前に寝具マットレスに付着した皮膚片を取り除くことで、ダニの主なエサとなる食物源を最小限に抑えることにつながります。」

ここからは、ジョアンナが紹介する寝具(大)掃除の、4つのステップをご紹介します。

ステップ 1: シーツなどの寝具類を洗濯する
シーツと毛布などの寝具類を60°C前後で洗濯しましょう。微細な皮膚片を取り除いてホコリとアレルゲンを寄せ付けないようにするために、週に一度は寝具を洗濯・交換することをお勧めします。

ステップ 2: 寝具掃除に適したツールを用いて掃除機がけを実施
ダニは、微小生物ですが粘り強さがあります。爪でマットレスの奥深くの繊維にしっかりとしがみつくため、取り除くのが難しいのです。定期的な掃除では、エコモードで十分ですが、徹底的に寝具掃除に取り組む場合は「強モード」を選択します。ダイソンのコードレス掃除機には、寝具マットレス掃除に適したツールが付属しています。付属ツール(ミニモーターヘッドや毛絡み防止スクリューツール、布団ツールなど[C] )を取りつけ、ハンディ掃除機として使用します。こうすることで、ナイロン製の硬いブラシの毛が寝具マットレスに潜むダニの死骸やその他の微細なホコリをしっかりと取り除きます。
寝具マットレスの掃除機がけも、週に一度、可能であれば2回以上がおススメです。

ステップ 3: 手の届きにくい場所を重点的に取り組む
寝具マットレスの表面を徹底的に掃除し終えたら、次はホコリなどがたまりやすい隙間やひだになっている部分に注意を払います。縫い目があるマットレスの縁の周りを掃除するときには、隙間ノズルがおススメです。ベッド下も忘れずに掃除しましょう。ダニにとって、暗くて温かく湿気のある環境で、エサとなりうる皮膚片が手付かずであることが多い場所は好ましい生育場だからです。

ステップ 4: 裏返し、同様に掃除機がけを行い、ベッドメイキングへ
寝具マットレスを裏返して裏側にも掃除機をかけましょう。そのあと、風通しをしたうえでベッドを整えます。湿気があると、カビやダニにとって好ましい環境となりえます。寝具保護カバーの使用を検討しても良いでしょう。余分な汗やホコリのかけらを吸い寄せてくれるため、洗濯がさらに容易になります。

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