空気清浄機の選び方のポイント&メリット|Dyson ニュース|ダイソン

空気清浄機の選び方のポイント&メリット

2023.07.14

私たちは日々の生活のほとんどを室内で過ごしていますが、その空気中にはアレル物質やほこり、その他の粒子で汚染されていることがあることをご存じでしょうか。実際、アメリカ合衆国環境保護庁(EPA)の調査によると「室内の空気汚染物質のレベルは屋外の最大5倍に至る可能性がある」と指摘されています。

室内の空気の質は快適性だけでなく健康にも影響するため、こまめな換気を心がけたり空気清浄機を導入したりと、常にクリーンな空気を保てるように対策しましょう。

室内の空気汚染の原因

室内の空気汚染には、いくつかの原因が考えられます。
たとえば、掃除用洗剤の中には「ベンゼン」や「揮発性有機化合物(VOC)」を発するものがありますし、カーペットやラグ、フローリングからは「ホルムアルデヒド」が放出される可能性もあります。

日々の習慣においても、調理中ではガスコンロの使用によって「二酸化窒素」が放出されていたり、外から帰宅する際には花粉を持ち込んでしまったりする可能性もあるでしょう。

また、ペットを飼っている場合はフケなどの「アレル物質」、喫煙者がいる場合は、たばこの煙と臭いなども空気汚染の原因となります。

その他にも、室内の空気中には目には見えないダニ、細菌、カビの胞子などが存在し、アレルギーの引き金となるため注意が必要です。

空気清浄機の仕組みと効果(メリット)

空気清浄機は、空気汚染源を1か所に封じ込めることで効果を発揮します。
空気中の不要な粒子を感知し、捕獲、捕捉、そして清浄化された空気を再び室内に放出します。そのため、空気清浄機を継続的に稼働させておけば、いつでもクリーンな状態を保てるでしょう。

家庭用空気清浄機のほとんどは、持ち運びができるタイプなので、昼と夜とで置く部屋を移動させたり、部屋の数に応じて複数の空気清浄機を設置したりすることで、家の中の空気を快適に保つことができます。

家庭用空気清浄機を選ぶ時のポイント – フィルターの種類

空気清浄機にはさまざまな種類のフィルターが使用されています。用途に合うフィルターを選ぶことでより効率的な空気の清浄化を実現します。

高効率微粒子空気(HEPA)フィルター

室内の空気からほこり、フケ、花粉などの「アレル物質」に対応します。HEPA空気清浄機は、0.3ミクロンという小さな粒子も99.97%除去してくれます。

チャコール/アクティブカーボンフィルター

室内の空気の「臭い」に対応します。煙、調理ガス、VOCを捕捉・密閉することで、空気中の臭いを取り除きます。

HEPAとチャコール/アクティブカーボンフィルターの両方

HEPAフィルターと、チャコール/アクティブカーボンフィルターの両方を搭載した空気清浄機は、それぞれの特性を活かし、「汚染物質と臭い」の両方を除去してくれます。

【ニーズ別】空気清浄機の選び方7パターン

ニーズに最適な空気清浄機を選ぶには、それぞれに判断材料となるポイントがあります。

選び方①アレルギー対策ができるか

空気清浄機を購入する理由で最も多いのが、アレルギー対策です。アレル物質の多くは空気中に浮遊していますが、空気清浄機はそのアレル物質を捕捉・除去することで、室内をきれいな空気にしてくれます。自分のニーズにより合う家庭用空気清浄機を選ぶためにも、どのようなアレル物質を捕捉できるかを調べておくとよいでしょう。
HEPAフィルターを搭載した空気清浄機であれば、一般的なアレル物質を確実に捕捉し、よりクリーンな空気を保てるので、家での時間を快適に過ごすことができます。

選び方②たばこの煙対策ができるか

家族に喫煙者がいることも空気清浄機を購入する理由として挙げられます。たばこの煙や臭いの対策には、チャコールフィルターやアクティブカーボンフィルターを搭載した空気清浄機がおすすめです。部屋から煙の臭いを取り除き、よりクリーンな空気を提供してくれます。

選び方③部屋の広さに合っているか(適用畳数)

先述した通り、最適な空気清浄機選びには部屋の広さも考慮しましょう。広さに応じてサイズやパワーなどを判断します。寝室やオフィスの会議室などに置くのであれば、小型か中型の空気清浄機で十分です。広いリビングやオープンスペースで使用する場合は、空間全体に浄化された空気を送り出すことができるタイプの空気清浄機がおすすめです。

選び方④使用頻度×静音性に問題はないか

常にきれいな空気を保つためには、空気清浄機を継続的に稼働させておく必要があります。そのためには、最大風量と最小風量の騒音レベルも考慮しましょう。部屋の広さにもよりますが、多くの場合で、最大風量で50デシベルを超える音量の空気清浄機を使用すると、会話をするのが難しくなると言われています。
快適な生活を送るためには、30デシベル以下の空気清浄機がおすすめです。また、寝室に空気清浄機を置く場合は、より静音なナイトモードがあるものを検討しましょう。

選び方⑤扇風機・暖房・加湿機能の有無

空気清浄機の中には、扇風機、加湿、暖房などの機能を持つものもあります。空気をきれいにしたいだけなのか、送風や暖房、加湿もしたいのか、ご自身が求める用途に応じて、必要機能を搭載した空気清浄機を選ぶとよいでしょう。

選び方⑥アプリとの連携(スマート家電)

空気清浄機の中にはメーカーが提供するアプリに接続して使用できるものがあり、アプリと連携することで、スマートデバイスから空気清浄機をコントロールすることができます。また、空気清浄機のメンテナンスやフィルター交換が必要な場合には、デバイスに最新情報やレポートが表示され、お知らせしてくれます。

選び方⑦山火事の煙対策ができるか

山火事の煙はガス、微粒子、VOC、二酸化窒素、ベンゼンなどの汚染物質でできているため、外気に影響を及ぼします。そういった外気がドアや窓から室内に入り込むことで、室内の空気環境にも悪影響を及ぼすのです。
山火事シーズンを経験する地域にお住まいの方には、ガスや微粒子の汚染を捕捉できるHEPA空気清浄機がおすすめです。

空気清浄機の選び方を押さえてメリットを活かしましょう

空気清浄機を使えば、室内の空気の質は向上し、クリーンな空気の中で安心して過ごすことができます。
今回ご紹介したポイントをもとに、ご自身のニーズに合う最適な空気清浄機を選んでみてください。

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