目に見えない室内の空気の汚れ ~ホルムアルデヒドとは、どんな汚染物質か?~|Dyson ニュース|ダイソン

目に見えない室内の空気の汚れ

~ホルムアルデヒドとは、どんな汚染物質か?~
2021.10.13
コロナ禍で、家で過ごす時間が長くなったことにより、在宅環境を整えるため、新しい家具の購入や、DIYに挑戦する方も増えていると言われています。

新しい家具の開梱や、DIYなどは、一見、空気質の関わりがないように思われ、見過ごされる場合がありますが、こういった場面では、汚染物質が空気中に放出されている場合があります。
また、新しい塗料の臭いは、時間の経過とともに薄れる可能性がありますが、ホルムアルデヒドなどの潜在的に有害なガスの放出が続く可能性があります。このような汚染物質は、何年にもわたって継続的に放出される場合があります。
そもそもホルムアルデヒドとはどんな物質で、どういった場所に多く存在するのでしょうか?
ホルムアルデヒドとは、何か?
ホルムアルデヒドは、水素、炭素、酸素で構成された揮発性の化学物質で、無色透明のガス状の汚染物質です。樹脂を含む家具や木製品から放出される可能性があります。合板や繊維板、断熱材、塗料、壁紙、ワニス、家庭用クリーニング製品などの日曜大工製品などの材料は、ホルムアルデヒドを放出する可能性があります。

ホルムアルデヒドは0.1ミクロンの500分の1であるため、捕集が特に難しく、検出されないままにしておくと、何年もの間、家に閉じ込められる可能性があります。
ホルムアルデヒドは、何故除去すべきなのか?
ホルムアルデヒドの影響は、世界保健機関や他の研究機関でも広く報告されており、一部の政府機関は、ホルムアルデヒドの安全制限を設定し、その使用を規制しています。日本では、1993年に建築基準法が改正され、ホルムアルデヒドを発散する建材には使用が制限され、厚生労働省ではホルムアルデヒドの室内濃度は0.08ppm相当以下が望ましいという指針を発表しています。

家庭内のホルムアルデヒドの測定値は、低く見えるかもしれませんが、ガス放出による継続的な曝露は、複数年にわたって発生する場合があります。2019年のレポートでは、中国の家庭の50%が、国際および国内の基準である0.10mg /m3[C]を超える室内ホルムアルデヒド濃度があることがわかりました。同じ年に発表された別の研究では、汚染物質についてテストされた47の英国の住宅の5分の1で、安全と見なされるレベルの2倍よりも増加が見られたことが明らかになりました[C]。実際、米国疾病予防管理センター(CDC)などの米国当局は、ほとんどすべての家庭に少量のホルムアルデヒドが含まれていると主張しています[C]

家の中のホルムアルデヒドレベルは、家がどれだけしっかりと密閉されているかによって悪化する場合があります。これにより、時間の経過とともに大きくなる可能性があります。
ホルムアルデヒドを減らすのに有効な対策は?
ホルムアルデヒドを含まないDIYやリフォームの材料を選択するだけではなく、換気を徹底することが重要です。また、ホルムアルデヒドを除去することができる空気清浄機を使用することも、一つの方法です。

Dyson Purifier Humidify+Cool FormaldehydeTM加湿空気清浄機は、ソリッドステートセンサーで、ホルムアルデヒドを正確に検知するだけでなく、酸化触媒フィルターが、ホルムアルデヒドを分解します。

一部のゲルベースのホルムアルデヒドセンサーは、時間の経過とともにゲルが乾燥し、センサーの精度とパフォーマンスが低下する可能性があります。ダイソンのホルムアルデヒドセンサーは固体であるため、乾燥せず、継続的に検知をすることが可能です。インテリジェントなアルゴリズムで、他の揮発性有機化合物(VOC)と混同することなく、ホルムアルデヒドを正確に検知します。

ホルムアルデヒドを感知するだけでなく、ダイソンの酸化触媒フィルターは、汚染物質を分子レベルで破壊し、少量の水とCO2に分解します。その後、空気中の酸素から再生し、フィルターの交換は不要で、継続的に分解し続けます。

検知されたホルムアルデヒドは、LCD画面とDysonLinkアプリで確認することができます。目に見えない空気の汚れを見える化することで、より快適な室内空間づくりをサポートします。
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