成長率 |
2014 |
2015 |
2016 |
成長率 |
売上高(10億ポンド) |
1.4 |
1.7 |
2.5 |
45% |
利益(EBITDA)(100万ポンド) |
377 |
448 |
631 |
41% |
全世界の従業員数 |
5,227 |
7,004 |
8,500 |
21% |
販売台数 |
800万台 |
1000万台 |
1300万台 |
|
ダイソン製品は現在グローバル75か国で販売されており、売り上げの90%は英国国外となります。
【特記事項】
ハラビントンキャンパスについて:
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2017年2月に発表したハラビントンのダイソンキャンパスは、第2のコッツウォルズキャンパスとして英国国防省の跡地である約209万㎡平方メートルの敷地に設立されます。同敷地がテクノロジーキャンパスへと変わることで英国本社におけるダイソン開発拠点を約10倍に増床します。
マルムズベリーキャンパスについて:
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ジェームズ ダイソンと建築家のクリス・ウイルキンソンが設計した同キャンパスは、過去23年間に亘り、ダイソン社の世界本社として、129の研究室、実験スペース、および研究スペースが設けられています。
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新しい研究開発棟「D9(ディーナイン)」は、モーター、ソフトウェア、電子部品、エネルギー貯蔵、ロボット、パーソナルケアなどダイソンの最重要機密プロジェクトが開発されています。
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新設されたカフェの天井には、復元された冷戦時代のイングリッシュ・エレクトリック・ライトニング・ジェットが吊り下げられており、元ミシュラン三ツ星シェフのジョー クローンがキャンパスで働く3,500人に食事を提供します。
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完全装備のジムおよび屋内/屋外のスポーツ施設ではレクリエーションのスペースを提供しています。
シンガポールテクノロジーセンターについて:
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シンガポールテクノロジーセンターは、2017年1月にオープンしました。ダイソンは、同テクノロジーセンターの新設および未来の研究開発に対し3億3,000万ポンド(約479億円)を投資します。本施設には将来のIoT製品の開発に向けて最新のハードウェアおよびソフトウェアのスキルを結集させるために開発研究所が設置されています。
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サイエンスパークに位置する同テクノロジーセンターとウェストパークに位置する最先端のデジタルモーター製造拠点の2か所において計1,100名のエンジニアや科学者が日々研究開発に取り組んでいます。
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未来に向けて新しいテクノロジーを開発すべく、同テクノロジーセンターはシンガポールの新興企業コミュニティの中心地、シンガポール国立大学の隣に位置しています。
ダイソン インスティテュート オブ エンジニアリング アンド テクノロジーについて:
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2017年9月以降、ダイソンは、ジェームズ ダイソン財団の活動を土台として、熱意のあるエンジニアに対して高品質のエンジニアリング教育を提供します。
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ダイソン インスティテュート オブ エンジニアリング アンド テクノロジーは、政府の白書に記載されている新しい計画の下、新しい大学となるために、学位授与の資格を申請する予定です。
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ジェームズ ダイソンは次のように述べています。「英国のエンジニア不足は、ダイソンのさらなるテクノロジー開発や英国からの輸出増の妨げになっています。そこで私たちは自分達自身でこの問題の解決に取り組むことにしました。新設する学士コースでは、学術的な理論の習得、実社会での就労と給与、それぞれの分野における専門家からの学びの場を提供します。」
*1ポンド=145円で換算しています。 以下、同じ。
**1インドルピー=1.7円で換算しています。