ダイソンは、現地時間7月6日(水)、英国初の旗艦店「Dyson Demo(読み方:ダイソン デモ)」をロンドンのオックスフォード・ストリートにオープンしました。Dyson Demoは、ダイソンのテクノロジーに触れ、試すことが可能な体験スペースです。ここでは、ダイソンの最新テクノロジーのすべてが体験できます。
2階には、今年4月に発表したDyson Supersonic™ヘアードライヤーを体験いただけるスペースがあり、ヘアスタイリング専用のコーナーや、髪を乾かす方法を機械的にシミュレーションする試験装置も設置されています。 この装置は、Dyson Supersonic™ヘアードライヤーの開発に使用されたもので製品テストには全長1,625 kmを超える人毛が使用されました。Dyson Demoでは、常駐するダイソンエキスパートが、製品の仕組みや内部のテクノロジーを説明し、スタイリングのアドバイスを行います。
Dyson Demoは英国本社施設も手掛けた建築家クリス ウィルキンソンによる設計です。ダイソンのテクノロジーが創出される過程では、発想、開発、製造、そして販売の各フェーズに共通するある種の一貫性が保たれており、Dyson Demoの空間設計にもこのテーマが継承されています。ダイソン創業者のジェームズ ダイソンと、ウィルキンソンは1990年代半ばから協業し、ダイソンならではの空間を設計してきました。エンジニアリングのヒントや設計のお手本が身近にある刺激的な空間で、優れたスタッフが批判的に物事を見つめればこそ、アイデアに命が吹き込まれ、市場で評価される製品へと昇華できる――これがジェームズの信念であり、そしてこれこそが、ダイソンが目指す空間と文化なのです。
Dyson Demoについて
オックスフォード・ストリートのDyson Demoは、拡大を続けるダイソン旗艦店の最新店舗です。同様の出店が、世界の他の大都市でも計画されています。
1999: | ダイソン初のコンセプト空間がパリにオープン、本社施設と同様の建築家クリス ウィルキンソンの立案によるものでした。その根幹にあったのは、「製品が他より優れていることを実感してもらうためには、その仕組みを理解してもらう必要がある」という信念でした。 |
2015: | 東京・表参道に世界初の旗艦店がオープン。 |
2016: | ジャカルタにコンセプトストアがオープン。 |
2016: | ロンドンの旗艦店、Dyson Demoがオープン。 |
設計事務所ウィルキンソン エアについて
クリス ウィルキンソンの設計事務所であるウィルキンソン エアは、RIBAスターリング賞およびRIBAルベトキン賞を2度受賞するという経歴を有しています。ウィルキンソン エアの大胆で美しく、インテリジェントな作品には、世界有数の超高層ビルである広州国際金融センター、シンガポールのガーデンズ・バイ・ザ・ベイの広大な冷却温室、ポーツマスの新メアリー・ローズ博物館、オックスフォードのボドリアン図書館の新しい建物などがあります。現在同設計事務所は、ロンドンのバターシー発電所の改築、シドニー、メルボルン、トロントの新しいタワーなどのプロジェクトに取り組んでいます。