【特記事項】
- 運転音:音響工学に基づく設計により運転音が従来モデルのダイソンV6シリーズに比べ50%も低減し、音質も改善しています。
- 強モード:より強力な吸引力が必要な場合は、操作性が改良した新スイッチで切り替え可能に。
- 独自開発の付属ツール:掃除がしにくい場所であっても隠れたゴミやほこりを取り除けるツール類が付属。最適に設計された各々のツールには独自機能があり、ベッドや家中の掃除だけでなく車内にも活用できます。すべてのツールは、ツールの交換やハンディクリーナーへの切り替えが簡単にできるように新開発された「スムーズフィット」が備わっています。
- 優れた耐久性能:耐久性と軽量性で選りすぐった丈夫な素材を採用。クリアビンには、機動隊が用いる盾と同じ耐久性に優れたポリカーボネート素材が用いられています。
- 軽量性:軽量でコンパクトなDDMV8と床だけではなく高い場所や家具の下を自在に掃除することを可能にする手元重心の設計により、軽量な本体ときわめて高い操作性を実現しています。
【テクノロジー&開発】
ダイソン デジタルモーター V8:
DDM V8の出力は425W(従来モデルのV6モーターは350W)、最高回転速度は毎分110,000回を誇ります。ドライブエレクトロニクスとソフトウェアがアップグレードされ、また吸引力が落ちない新リチウムイオンバッテリーを搭載したことで、これまでより長く、これまでより強力なパワーを発揮します。
モーターの改良においては、10~15名のエンジニアチームが18か月をかけて研究開発に取り組みました。新しいモーターの設計や部品類については、延べ50万時間におよぶ試験が繰り返し行われ、それと同時に60~120のモーター試験が実施されました。DDM V8は、投資総額2億5,000万ポンド(約450億円)以上、モーター研究開発期間10年を超える知見と経験から生まれました。ダイソンのデジタルモーターは、264件の特許を取得/出願しています。
2016年内に予定しているデジタルモーターの製造は880万台で、これはおよそ3.5秒に1台を製造するペースです。ダイソン デジタルモーターの組み立てには376台のロボットが活用されています。これは最小製作公差が±3ミクロン(髪の毛の直径のおよそ4分の1)と、人間の手が及ばない精度が求められるからです。
静音化技術:
ダイソンのエンジニアは、ダイソン V8シリーズが発する運転音の大幅な低減を実現しました。吸引力を損なうことなく、運転音はダイソン V6シリーズの半分になりました。本体内の気流の通り道を見直し、狭いスペースを空気が高速で通り抜ける際に生じるノイズを抑えています。ポストモーターフィルターにも改良を加え、音を軽減。このほか、振動吸収と運転音低減のためにマシン内部に吸音フェルトと独立気泡フォームを組み込んでいます。