ダイソン株式会社(東京都千代田区:代表取締役 麻野信弘、以下ダイソン)は、4月27日(水)にダイソン初となる美容家電、Dyson Supersonic™(ダイソン スーパーソニック)ヘアードライヤーを世界に先駆けて日本にて発表しました。4月28日(木)よりダイソンの旗艦店「Dyson表参道」にて発売を開始し、5月11日(水)より順次、全国の量販店など200店舗で先行展開いたします。
従来のヘアードライヤーはヘッド部分が大きいため操作性が悪く、強い熱風で髪に過度の熱ダメージを与えることもあります。また、従来品の中には、髪がフィルターに吸い込まれて絡まる危険性があるものもあります。これらの問題があったにもかかわらず、ヘアードライヤーの形状は1960年代からほとんど変わらないままでした。
これらの不満を解決すべくダイソンのエンジニアが開発に挑んだDyson Supersonic™ヘアードライヤーの特徴は、高速かつ狙いを定めやすい風、過度の熱ダメージから髪を守るインテリジェント・ヒートコントロール、そして、手に持ったときのバランスを考慮して設計されたデザインです。
創業者のジェームズ ダイソンは、次のように述べています。 「従来のヘアードライヤーの中には重く非効率で、大きな音を生じるものが多々あります。また、髪に過度の熱ダメージを与えてしまう製品もあります。そこで、私がダイソンのエンジニアに課したのが、毛髪に関する理解を科学的に深め、ダイソンとして提案すべき解決策となるヘアードライヤーの開発です。」
毛髪の科学
ダイソンはDyson Supersonic™ヘアードライヤーの開発にあたり、毛髪の科学研究専用に最新鋭の実験施設を整備するなど、総額5,000万ポンド(約95億円*)を投資しました。ダイソンのエンジニアは毛髪を様々な角度から研究し、ストレスへの反応や健康に保つ方法、スタイリングについての理解を進めました。
髪を乾かす方法は、国や地域、個人レベルにおいて多種多様です。4年間に渡り様々なタイプの毛髪を用いた製品テストを実施し、毛髪の乾燥を機械的にシミュレーションする試験装置が作られました。実験ではこれまで、全長1,625kmを超える本物の人毛を使用しました。
モーター駆動
Dyson Supersonic™ヘアードライヤーは、特許取得のダイソン デジタルモーター V9(ブイナイン、以下DDM V9)で駆動します。DDM V9はDyson Supersonic™ヘアードライヤーのために15人を超えるモーターエンジニアが自社開発した、ダイソンの最新、最小、最軽量のデジタルモーターです。
DDM V9は他のヘアードライヤー用モーターより最大で8倍速く回転し、重量は最大で半分にまで軽量化されています1。また、DDM V9はパワフルでありながらコンパクトな設計になっており、ハンドルに収まるサイズです。従来のヘアードライヤーはモーターがヘッド部に搭載されていますが、DDM V9は小型なのでハンドル部分に設置することが可能となり、重心のとれたバランスの良い設計になりました。
1 日本国内の売上げ上位10機種のヘアードライヤーとの比較。2015年3月現在。